懐かしい辛さへ

　どうも、工学部電電一年の白根です。最近は絶賛ハンター生活楽しんでたりします。とまぁ、そんなどうでもいい自己紹介は置いておいて真面目に書きます……

　僕は保育園の時から水泳を始めて、大体１２，３年やってます。初めは体が弱い僕のために親がやらせていただけなのですが、気がつけば水泳を心から楽しんで今に至ってます。タイムが上がれば嬉しかったし、伸び悩んでいたらどうすればいいか、考えて打開策を考えたりもしていました。多分、当たり前だって突っ込まれてしまうかもしれませんが。

　この水泳しかしてこなかった人生の中で一番思い出深いのは中学の時ですかね。周りには同じレベルの人がいて、競い合って先生方のつらい練習を乗り越えて、一緒にタイムをあげていきました。まあ、最後の最後で僕がスランプになって置いていかれましたけど……。それでもあの頃の辛さがあって今がある気がします。

　中学を卒業して、高校に入って、水泳部に入ったのはいいんですが、高校の時の水泳部は指導者という指導者がいなくて、部員が自分たちでいろいろといけませんでした。練習メニューも自分たちで作っていました。ですが、中学の頃の反動なのか、はたまたその環境に慣れてしまった自分の甘さなのか、とにかく高校の時の水泳は中学の時ほど真剣にやってこなかったと思います。練習も自分の全力でやってはいるとは思っていたのですが、中学の時と比べるとそれほど突き詰めたものではなかったと今は思うのです。大して中学の頃からタイム変わってませんしね。競う相手や、速い先輩がいなかったといえば嘘になりますが、そういう方は大抵どこかのクラブに所属していて、あんまり一緒に練習をすることはなかったんです。っていっても、これも自分の都合のいい言い訳でしかないし、甘えなんでしょうね。

　今の兵庫県立大学に入って、『もちろん水泳一本』という気持ちで入部しました。そして練習に参加させてもらって、先輩方が自分たちで作られたメニューを見て衝撃を受けました。こんな練習をいつもしているのかと……。それを見て高校時代の自分に対する甘えを思い知らされました。皆さん速いですし、全力で練習に打ち込んでいる姿を見て今の自分ではだめだと気がつかされました。それから懸命に先輩方の練習についていこうと自分を奮い立たせて頑張ってます。初めは気持ち悪くなったりしていました。実際一回吐いてますしね……。友達はあんまり無理したらだめだと、言ってはくれましたが、僕にとってはその苦しさこそ今まで自分に甘えてきたことに対する罰だと思っています。だから、無理をしてでも、中学の時に味わっていたあの辛さをもう一度乗り越えられるように今の全力を尽くさねばならないと思うのです。

　ほぼほぼ僕自身の後悔ばかり書いていた気がしますが、これからあの時の『辛さ』が自分の当たり前となるように頑張って、そしてさらに上を目指して努力をしていきたいと思います。

　ということで僕からは以上です。次は………………、渡辺君よろしゅうたのんます。